「つきのおと」楽曲紹介第5弾は、 オープニングを飾る1曲「Shiny Things」のおはなしです。 こちらは大高清美さんのオルガン、川口千里さんのドラム、 そして私がエレピ、シンセリードでのトリオの楽曲です。 この曲はお二人の私の中でのイメージ、お話させていただいた印象を 音にしたくて作ってみました。 飾り気のないラフなお人柄、 でも、キラキラ輝く何かが内側から迸っている様な。 お茶目なところもあったり、キュートだったり。 …お二人とも演奏している時は、もちろん皆さんご存知の通り、 ものすごいテクニックを笑顔でうぉぉっしゃああって感じですけども(笑) そういった面も含めつつ、 でも、先述した通りですがお話させていただいた印象や、 お二人のイメージを曲にしたかった、という思いが頭の中にありました。 清美さんにまず、曲と資料をお送りしたときに 「かわいい曲ですね〜。これ、ちょっとJazzyに寄せてもいいかな?」と お声をいただいたところからスタート。 オルガンのハモりのラインをそもそも作っていたところもありつつ、 清美さんが更にそれを広げて、 シンセリードを追うようなフレージングを弾いてくださったり。 千里さんは、メロディにぴったりあわせて (例えば4分音符1拍ずつのメロディに ドラムも全く同じライン取りをするなど) のドラミングでアクセントを作ってくださったり。 想定以上にキュートでキラキラした楽曲に仕上がり、 私のお二人への想いは昇華されました。 そういえば、清美さんにRecの時に 「これ、どういう意味の曲なの?」って聞かれましたが、 はっきりと正直に答えられませんでした、ごめんなさい(笑) だって二人への愛があふれすぎてて恥ずかしかったもんで!(なんだそれ) 演奏しているのは3人なのですが、 まさにこのアルバムの「5人の音楽のミューズ」の存在を表現するような 曲になったのではないかな、と自負しております。